【中日新聞】「特定秘密に集団的自衛権…国民の不安を尻目に進む安全保障政策の急ぎ足が不気味でなりません。身の毛がよだつ思いです」
★【編集局デスク】身の毛がよだつ
北朝鮮の張成沢(チャンソンテク)元国防副委員長の処刑報道に、身の毛もよだつような恐怖が募っていたとき、手元に一冊の新刊本が届きました。朝鮮半島に詳しい本紙記者が送ってくれた最新の自著でした。中身は、一九五〇年十月、米国主体の連合国軍総司令部の要請で朝鮮戦争に“参戦”した海上保安庁の「日本特別掃海隊」の航跡を追う戦慄(せんりつ)の実録です。